2015/10/06 14:04

米の生産地は富山県氷見市布施(ふせ)です。


氷見市は富山県の西北、能登半島の東側の付け根部分に位置し、海と緑豊かな大地を有し、自然の恵みに包まれております。
一方が海に面しており、残りの三方は山に囲まれています。その囲まれた山々から流れるいくつもの河川が、谷や平野を潤しながら富山湾へそそぐ、といった地形です。
布施はちょうど山の麓に位置しており、御杯山から流れる仏生寺川が通っています。



美味しい米づくりにかかせないのが、気候、土壌、水などの環境条件です。
布施の環境条件を詳しくご紹介いたします。

①気候
布施のある氷見市は対馬海流の環境で年間の平均気温は14℃と温暖な気候です。積雪も比較的少な目で、日照時間が多く、強風・台風などの災害も軽いため、米が育つ好条件が整っております。
さらに、山に囲まれているため、昼夜の気温差が大きいです。
米は、昼と夜の寒暖差が大きいほど美味しくなります。昼間は光合成をして栄養分を取り込み、夜は涼しい環境で栄養が失われにくくなるため、一粒一粒米が育ち、旨味のもととなるでんぷん質が多く詰め込まれます。

②土壌
布施地区の土壌は粘土質で地味が良く肥えています。有機物やミネラル分が多いため、化学肥料も少なくすむ為、タンパク質含有量を低く抑えることが出来、ふっくらとした米に仕上がります。
また、土層が柔らかいため、根が地下70cmにも伸び、土中のさまざまな栄養分を吸収することができます。

③水
米づくりで水は重要な役割を果たします。どんな水でもよいわけではなく、生活排水のまじっていない水、山からの直接の水が良いとされています。
また、山にダムがあると、山からの栄養が蓄積され、ダムの富栄養化※が進み、水質悪化の大きな要因になります。
布施はちょうど山の麓に位置しており、上流にダムもなく、御杯山から直接流れ出た、綺麗で栄養豊富な水を水田に利用しているため、美味しい米が育ちやすいのです。


※プランクトンが以上に発生するなどして水質が汚濁すること



以上、布施の3つの環境条件をご紹介いたしました。いずれも絶好の環境条件です。
越中布施米の美味しさは、この3つの条件が源となっているといえます。